ビタミン あい

2002年4月25日
  

夕暮れの公園

そぼふる雨
 
君が忘れた

ゴムまり

弾むことも忘れ

硬く震えてる
 
 
 
  
 
びたみんいー
 おはだのために
  のみませう
   はずむこころに
    びたみんあい 
 
 
 
 
   
     ビタミンE
      お肌のために
       呑みませう
        弾む心に
         ビタミン愛
 
 
 
 
 

いつのひか
 あおぞらめざし
  はずみます
   こころのために
    あいをのませて
 
 
    
      

      いつの日か
       青空めざし
        弾みます
         心のために
          愛をのませて
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    

愉英の雨

2002年4月21日
 

春の雨は
 
やさしく
 
音もなく
 
花を包み込む
 
 
見とれる私も
 
花となれ
 
 
 
 
あたたかく
 はなぶさぬらす
  ゆえのあめ
   つつまれたし
    きみのこころで

 
 
     温かく
      英濡らす
       愉英の雨
        包まれたし
         君の心で
 
 
 
 

 
 

   

月のかけら

2002年4月20日
 
 
満月の
 
妖しい光に
 
うぉーん
 
 
月の欠片は
 
せつなく
 
千切れた心
 
 
月が満ちると
 
切なさも
 
満ちる
 
 
うぉーん
 
うぉーん
 
 
 
 
 
つきあかり
 とまどうかげに
  かけよって
   あふれるなみだ
    ゆびですくって
 
 
 
      月明かり
       戸惑う影に
        駆け寄って
         あふれる涙
          指ですくって
 
 
 

    

風に乗る

2002年4月18日 相聞
 
 
両手をひろげて
 
風を抱く
 
 
するりと 
 
かわされ
 
 
わたしが
 
包まれる

 
 
風は
 
 
きみなの
  
  
 
 
 
かぜよふけ
 そらのきわみに
  ふきとばせ
   はるかかなたの
    きみまつそらに
 
 
 
      風よ吹け
       空の窮みに
        吹き飛ばせ
         君待つ空に

 
 

運命の女神

2002年4月17日
 
 
風が吹き荒れている
 
運命の女神の
 
気紛れなウインクの嵐
 
 
こんな日は
 
いつもの夢想が
 
風を受けて
 
輝きだすかもしれない
 
奇跡が手に入るかもしれない 
 
 
それは
 
今日ではないかもしれない
 
明日ではないかもしれない
 
 
 
でも
 
希望は失わない
 
 
 
 
 
みわくてきな
 きぼうたよりに
  ときすごす
   ひとのこころに
    やすらぎのひを

 
 
 
      魅惑的な
       希望たよりに
        時過ごす
         人の心に
          安息の日を
 
 
 

   
 

 

風走る

2002年4月16日
 
 
わっさ
 
わっさと
 
梢がゆれ
 
花水木の花が
 
ちいさく
 
小さく
 
頷き返す
 
 
 
 

かぜきざむ
 はるのりずむに
  ゆれおどる
   しろきすかーと
    ひとひらのはな
 
 
 
     風刻む
      春のリズムに
       揺れ踊る
        白きスカート
         一片の花
 
 
 

   
 

どうせ
 
誰かに殺されるなら
 
私が殺してあげる
 
 
そんな熱い言葉
 
いえるかな
 

いえない
  

いえない
 
 
 
いや
 
いやだよぅ

 
呟いて
 
送り出してしまう

 
きっと

 
 
 
きっと
 
 
 
 
 
 
 

すくりーんの
 あついせりふに
  うなだれて
   そぉっとのぞく
    こころのきわを
 
 
 
     スクリーンの
      熱い台詞に
       うな垂れて
        そぉっと覗く
         心の際を

 
 
 

転寝

2002年4月14日 相聞
 
 
うたた寝の中に
 
眠る君がいた

 
ほんとうは
 
なにをしているの
 

 
きみは君
 
わたしは私


 
だけど
 
二人は仲良し


 
 
君が大切にしてくれるから
 
わたしは私を大切にする

 
わたしは君が大切

 
だから
 
もっと

 
きみは君を大切にして
 
 
 
 

 
うたたねの 
 つかのまのおうせ
  うれしくて
   くっしょんだきしめ
    はるかぜいれる 
  
  
 
     転寝の
      束の間の逢瀬
       嬉しくて
        クッション抱きしめ
         春風入れる
  
 
 
 

 

藤の花

2002年4月12日
夕暮れの刻を

止めようと

藤が

その房をゆらす
 
 
高貴な色の花
 

その蔓は

女の情念とも

恋しき人を
 
絡めとる
 
 
 
 
はなちらし
 べににそめたる
  つめさきを
   からめしつるに
    なみだからませ
 
 
 
      花散らし
       紅に染めたる
        爪先を
         絡めし蔓に
          涙からませ
 
 
 
 
 

    
    

眠りの春

2002年4月10日
そう
 
春のお日さまが好き

シフォンのベールを
 
透してみる 
 
淡いオレンジ色
 
木々の緑を
 
引き立てるための光
 
 
世界を
 
深い眠りに誘い込む
 

 
 
  
そよかぜに
 もてあそばれる 
  しゃぼんだま
   あわきひかりと
    みどりをうつす
 
 
 
 
     そよ風に
      弄ばれる
       シャボン玉
        淡き光と
         翠を映す
 
 
 
 


ゆめと
 
うつつの
 
あわいから
 
響いてくる
 
ストリングス
 
 
ジャンゴの

ギターの音
 
 
自堕落で
 
破滅的な男の
 
嘆きの調べ
 
 

 
 

ほくそえむ
 おもうほどには
  わるくない
   そんないきかた
    そんなよこがお
 
 
 
 
     ほくそえむ
      思うほどには
       悪くない
        そんな生き方
         そんな横顔
 
 
 
 
 
  

 
>祥さん、掲示板にメッセージあります
 

 
 

    
    
    

草青む

2002年4月8日
鶸色
 
萌黄色

若葉色

裏葉柳
 
浅緑
 
 
春の野辺は

やわらかな
 
みどりで

あふれてる
 
 
 
 
くさあおむ
 のべにたたずみ
  かぜをうけ
   はるかはるかに
    おもいをはせる
 
 
 
     草青む
      野辺に佇み
       風を受け
        遥か遙かに
         想いを馳せる
 
 
 
 

水色

2002年4月7日
さかなが

遊ぶ小川

その水の

色の名を
 
 
すいしょく
 
 
覗き込むと
 
春が

流れている
  
 
 

きみすくう
 はるのおがわの
  ぬくもりを
   そっとうけとめし
    このてのひらに
     
 
 
 
      きみ掬う
       春の小川の
        温もりを
         そっと受けとめし
          この掌に

 
 
 

 
 
 
手をつないで

歩く

心がいっぱい
 

でもね

おなかはすくの
 

でもね
 
ふたりで
 
飲むお酒は

たのしいよ

ごはんは

おいしいよ
 

ねぇ 

おなかがすいたよ
 
 
 

ぱくぱくと
 はるのさらだを
  ほおばって
   ぐらすごしに
    えみかわしあう 
 
 
 

     ぱくぱくと
      春のサラダを
       頬張って
        グラス越しに
         笑み交し合う 
 
 
 

 

 
散り急ぐ

桜の花びら

佇む

この身は



幻か
 
 
 
  
 
☆&★さん
 
甘香る
露てらしたる
月影に
桜花みだるる
春一夜
 
 
           
             由良
  
             照らされて
              うなだれし花
              恥ずかしく
              春の夜風に
              匂いかぐわし

 
 

はじらいて
染まりて薫る
夜桜や
枝ずれの音
宵に響かん
 
 
            
             宵闇に
              白銀の月
              見つむるは
              儚くゆれる
              匂いさくらかな
 
 

逆月に
よりそいゆらぐ
花ひとひら
眺め傾く
銀の盃
 
 
             よりそいて
              夢のまにまに
              ただよえば
              君の名よびて
              時を止めたし
 
 
 
             君の腕
              預けしこの身
              この想い
              伏せて笑顔で
              朝焼けを待つ
 
 
 
 

 
 
 

 

枝垂桜

2002年4月3日 艶歌
 
大好きな
 
枝垂桜が満開に

 
雨を
  
待っています
 
 
濡れたさくらが
 
風に揺れると
 
なまめかしい
 
女体に
 
変化する
 
 
 
 
 
ぬれそぼる
 さくらのしずく
  くちにうけ
   われをみつむる
    きみをいざなう
 
 
 
     濡れそぼる
      さくらの雫
       口に受け
        我をみつむる
         君を誘う
 
 
 

やすらぎの音

2002年4月2日 相聞
柔らかい陽射し

小鳥のさえずり

そんな朝の目覚めは

幸せの予感
 
 
好きな調べ
 
好きな人の声
 
好きな人の寝息

いびきが
 
子守唄といったら
 
笑われるのでしょうか
 
 
 
 
 
 
やすらぎの
 ねいきのきみの
  よこがおは
   おもわずくちずけ
    さそういとしさ
 
 
 
     やすらぎの
      寝息の君の
       横顔は
        思わず接吻
         誘う愛しさ
 
 
 
 
 

一周年

2002年4月1日


街を歩いていると
 
どこからともなく
 
桜の花びらが
 
 
おもわず 
 
桜の木を
 
探してしまう今日 

 
なにげない 
 
こころのゆれを
 
感じて
 
歌にしたのが
 
去年の今日でした
 
 
それから 
 
月や風の

無の揺らぎを感じては
 
言葉という
 
有を生み出す
 
おもしろさに
 
魅せられて
 
一年が過ぎました
 

 
多くの方に
 
リンクをはっていただいて
 
不思議な感じでいます
 
 
ありがとう
 
  

 
 
はなふぶき 
 みあげるそらに
  うすきつき
   かこをおもいて
    あすへとあゆむ
 
 
 
     花吹雪
      見上げる空に
       薄き月
        過去を想いて
         明日へと歩む
 
 
 

 
 
 霏村りゅうさん  リンクありがとうございます

 
リンク枠の制限や秘密日記でのやり取りに
以前から、納得のいかないものがありました
 
掲示板を設置いたしましたので
ご感想、ご意見はそちらにお願いします
 

 

春の夢

2002年3月23日
 
 
夢の中に
 
君がいた
 
 

夢でもいいから
 
逢いたかったのに
 
 
 
夢まで
 
きみのもの 

 
 
  
 

 
 
はるがすみ
 まどろみのうみ
  ただよいて
   こえにめざめて
    かたわらをみる 
 
 
 
     春霞
      微睡の海
       漂いて
        声に目覚めて
         傍らをみる
 
 
 
 

 
満開の桜を
 
見つめている人
 
雪の緩みに
 
春を感じている人
 
みなさんは
 
どんな春を迎えているのでしょうか
 
 
高校に入学の人
 
来春に大学入学予定の人
 
社会人になる人
 
仕事を変る人
 
恋に区切りをつけた人
 
恋をはじめた人
 
そして
 
この日記サイトに
 
別れを告げる人
 

この春の陽射しの中を
 
チャリで風を受けるのも

いいですね
 
バイクで風をおこすのも
 
いいですね
 
そして
 
ゆっくり歩くのも
 
いいものですね
 
 
この春に
 
そして
 
みなさまの
 
明日へ
 
 
( ^_^)/▼☆▼\(^_^ ) チン♪
 
 
 
 
 
はるだから
 はじめのいっぽ
  ふみだすよ
   みらいへつづく
    はなゆらのなか
 
 
      春だから
       初めの一歩
        踏み出すよ
         未来へ続く
          花響のなか 
 
 
 
 
 

 

 

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