梅雨の中休みではなく
猛暑の中休みの雨
ささやかな雨を待ち望んで
花開く紫陽花の可愛いさ
花はなんて素直なんだろう
今日は日傘がいらない
あじさいの
けなげなこころ
しらずてか
あかきたいよう
このみもこがす
紫陽花の
けなげな心
知らずてか
紅き太陽
この身も焦す
疲れたときは
膝を抱えて休んでごらん
走り続けることだけが
生きる証ではないのだから
雨の日はそっと目を閉じ
雨音を聞いてごらん
目に映ることばかりが
真実とは限らないのだから
堕ちて行くのなら
全てに身を任せてごらん
失うことばかりが
悪いというわけではないのだから
あまだれの
おとにしずむる
こころねに
そっとよりそい
あすをみつめる
雨だれの
音に静むる
心音に
そっと寄り添い
明日を見つめる
膝を抱えて休んでごらん
走り続けることだけが
生きる証ではないのだから
雨の日はそっと目を閉じ
雨音を聞いてごらん
目に映ることばかりが
真実とは限らないのだから
堕ちて行くのなら
全てに身を任せてごらん
失うことばかりが
悪いというわけではないのだから
あまだれの
おとにしずむる
こころねに
そっとよりそい
あすをみつめる
雨だれの
音に静むる
心音に
そっと寄り添い
明日を見つめる
はっと
気がついたら
きみが
笑っていた
つられて
私も
ふふふ
つゆににて
まいにちふりそう
こころそら
ゆめのえがおに
すかっとはれて
梅雨に似て
毎日降りそう
心空
夢の笑顔に
スカッと晴れて
窓の外は
今日も
降りだしそう
梅雨だもの
わかってる
なのに
つい
つい
ためいき
雨降り花を
つまないで
くるなつに
たちはだかりし
ひびのあめ
うのはなちらし
あじさいわらう
来る夏に
立ちはだかりし
日々の雨
卯の花散らし
紫陽花笑う
ぽつん
ぽつん
と
あまだれが
忍び寄る
眠れぬ心に
忍び込む
ぽつん
ぽつん
あまだれは
ねむれぬよるの
こもりうた
まくらぬらして
ゆめをむすびて
雨だれは
眠れぬ夜の
子守唄
枕濡らして
夢を結びて
こんなにも
雨が
風が
似合う花はない
ピンクの雨だれが
ぽつん
好きやねん
風が
さわっと
あまだれ
いっぱ〜い
すきやさかい
頬染めて
ことしも
サクラが
謳う
ぬれそぼる
きはだにほほを
おしつけて
つぶやくおもい
きょうじょのごとく
濡れそぼる
木肌に頬を
押しつけて
呟く想い
狂女のごとく
雨中の中
夢中で
緑の木々を
滑り落ちる
雨だれを
みつめる
褐色に
若葉色に
鶯色に
自在に
変化する
天の申し子たち
つるりんと
はとたわむれる
しずくたち
うけるてのひら
みどりにそまる
ぽろろん
ぽろろん
ピアノが
誘う
ぴちゃん
ぽちゃん
雨だれが
歌う
あまだれは
そらのぬけがら
かなしくて
われをわすれて
ようきにうたう
雨だれは
空の抜け殻
哀しくて
われを忘れて
陽気に歌う
ぽろろん
ピアノが
誘う
ぴちゃん
ぽちゃん
雨だれが
歌う
あまだれは
そらのぬけがら
かなしくて
われをわすれて
ようきにうたう
雨だれは
空の抜け殻
哀しくて
われを忘れて
陽気に歌う
ざっと
吹きつける風に
空を見上げる
天の
泪が
ぽつり
青桐の下に
駆け込む
とびまわり
おれしはねを
つくろいに
とびこむむねに
なみだこそふる
飛び回り
折れし羽を
つくろいに
飛び込む胸に
泪こそ雫る
降るる
降るる
雨が降る
青葉の隙に
雨が降る
さみだれは
わかばあざむき
ふりつづく
はくにゅうにけぶる
まちのこころかな
五月雨は
若葉欺き
降りつづく
白乳に煙る
俟ちの心かな
春の雨は
やさしく
音もなく
花を包み込む
見とれる私も
花となれ
あたたかく
はなぶさぬらす
ゆえのあめ
つつまれたし
きみのこころで
温かく
英濡らす
愉英の雨
包まれたし
君の心で
冷たい
雨が
宵闇に
まぎれて
静かに
月を隠す
おにごっこ
永遠に
みつけられない
そんな
心細い
いま
かがやいて
わたしをてらして
ほほえんで
そんなおもいを
うちゅうになげる
輝いて
私を照らして
微笑んで
そんな想いを
雨中に投げる
雨が
宵闇に
まぎれて
静かに
月を隠す
おにごっこ
永遠に
みつけられない
そんな
心細い
いま
かがやいて
わたしをてらして
ほほえんで
そんなおもいを
うちゅうになげる
輝いて
私を照らして
微笑んで
そんな想いを
雨中に投げる
ひさびさに
梅雨ぽい一日でした
こういう日は
鬱蒼とした
言葉の森で
湿った土の
匂いのする言葉を
探しましょうか
しとしとと
おともなくふる
いとのあめ
たいこのかおり
いまよみがえる
しとしとと
音もなく降る
糸の雨
太古の薫り
今蘇る
梅雨ぽい一日でした
こういう日は
鬱蒼とした
言葉の森で
湿った土の
匂いのする言葉を
探しましょうか
しとしとと
おともなくふる
いとのあめ
たいこのかおり
いまよみがえる
しとしとと
音もなく降る
糸の雨
太古の薫り
今蘇る
土砂降りの中
たちすくんでいる
傘をさがして
目の前を
カラフルな傘が
通り過ぎる
私の傘
あなたの手に
めをふせて
ふるえるからだ
だきしめて
こごえでいった
きづいてよばか
目を伏せて
震える身体
抱きしめて
小声でいった
きづいてよ ばぁか
たちすくんでいる
傘をさがして
目の前を
カラフルな傘が
通り過ぎる
私の傘
あなたの手に
めをふせて
ふるえるからだ
だきしめて
こごえでいった
きづいてよばか
目を伏せて
震える身体
抱きしめて
小声でいった
きづいてよ ばぁか
交差点に佇む
うん?
あめ。。。。
傘、さそうかな・・・
どうしよう
えっ・・・
傘・・・
だれ・・・
あ・・・
こまる
どうしよう・・・
たぎりたる
おもいをひめて
かたわらに
うつむくうなじ
からむまなざし
滾りたる
想いを秘めて
傍らに
うつむく項
からむ眼差し
うん?
あめ。。。。
傘、さそうかな・・・
どうしよう
えっ・・・
傘・・・
だれ・・・
あ・・・
こまる
どうしよう・・・
たぎりたる
おもいをひめて
かたわらに
うつむくうなじ
からむまなざし
滾りたる
想いを秘めて
傍らに
うつむく項
からむ眼差し
静かな雨
微かな緑の香
濡れる髪
滴り落ちる雫
好き
大好き
5月の雨
しなやかな
かんうふりそそぎ
われぬらし
きみおもうなみだ
そっとふきさる
しなやかな
甘雨 ふりそそぎ
吾濡らし
君慕う泪
そっと拭きさる
ふりかかる
すいうをうけて
あおばかげ
ゆれることだま
きみにふきこむ
ふりかかる
翠雨 うけて
青葉陰
揺れる言霊
君に吹き込む
微かな緑の香
濡れる髪
滴り落ちる雫
好き
大好き
5月の雨
しなやかな
かんうふりそそぎ
われぬらし
きみおもうなみだ
そっとふきさる
しなやかな
甘雨 ふりそそぎ
吾濡らし
君慕う泪
そっと拭きさる
ふりかかる
すいうをうけて
あおばかげ
ゆれることだま
きみにふきこむ
ふりかかる
翠雨 うけて
青葉陰
揺れる言霊
君に吹き込む
ちょっと
落ち込んだ日には
雨の公園でスキップ
雨に打たれながら
泣いてみる
誰も涙なんて思わない
大きな木の下で雨宿り
緑を含んだ雫が
私を包む
緑の精が心で踊る
すっきぷね
はねておどって
ふりおとせ
まとわりつく
やみよ とびちれ
落ち込んだ日には
雨の公園でスキップ
雨に打たれながら
泣いてみる
誰も涙なんて思わない
大きな木の下で雨宿り
緑を含んだ雫が
私を包む
緑の精が心で踊る
すっきぷね
はねておどって
ふりおとせ
まとわりつく
やみよ とびちれ