ぴかん
ぴかーん
ぴかーーん
夏の
朝の青空は
どこまでも
どこまでも
ぴかーん
くたくたの
こころにまぶし
なつのあさ
じょうろのみず
べにづめぬらす
くたくたの
心に眩し
夏の朝
如雨露の水
紅爪濡らす
お〜い
お〜〜い
夏よ
早くこい
お日さま
ぎらぎら
だから
夏やすみ
かんかん
照りつける
日の下で
いくら
背伸びしても
世界は
ひろ〜〜い
それが
なつやすみ
えいえんに
やすみがつづく
なつやすみ
ひろがるせかい
あすもたんけん
永遠に
休みが続く
夏休み
広がる世界
明日も探検
ちっ
ちっ
と
雀が
朝を
告げる
ぽ〜ん
ぽん
と
蓮の花が
目を醒ます
あさかぜを
つきやぶりては
さくはなの
はかなきとき
きらめきのとき
朝風を
突き破りては
咲く花の
儚き時
煌めきの瞬時
空は
秋風を
待ち望んで
アキアカネ
飛ばす
なのこりの
なつのそらは
あおすぎて
はんべそかきて
あのひをおもう
名残りの
夏の空は
青すぎて
半べそかきて
あの日を想う
目を見開け
暑さに
おしつぶされた
五感よ
目をさませ
夏は
過ぎて逝く
蝉時雨の中
最後の時を
終えた
蝉が
ぽとり
ぽとりと
地に
返る
ねむねむの
このはであそぶ
ひるさがり
たゆとうときを
ぷかりとすごす
合歓合歓の
木の葉で遊ぶ
昼下がり
たゆとう時を
ぷかりとすごす
降る星に
みとられて
背には
昼間の
余韻の
砂が
優しく
包んでくれる
夜の海
永遠を
永劫を
久遠を
静かに刻む
よするなみ
かえすなみまを
ふりかえり
さけびたるこえ
ぎんがにのぼる
寄する波
返す波間を
振り返り
叫びたる声
銀河に昇る
目で追えないほどの
たか〜い
木があって
毎年
たくさんの
蝉の宿になる
木の肌に
耳をつけると
樹液の流れる
音がする
命の謳歌の
鳴き声と
樹液の流れ
静かな
眠りに誘われる
うつせみの
かろみをうけて
かんがみる
こころのやどの
はてなきおもさ
空蝉の
軽みを受けて
考がみる
心の宿の
果て無き重さ
すいこまれそうな
青さ
白い航跡が
一直線に
伸びていく
腕を伸ばして
風を受けて
駆け出す
駆けていく先に
飛行機雲が
滲んでく
止まらない
停まらない
跳べ
飛べ
彼の人の下へ
受けとめて
なつくさの
あおきかおりに
そまりては
うけとめしきみと
くさまにしずむ
夏草の
青き香りに
染まりては
受けとめし君と
草間に沈む
暑中お見舞い
申し上げます
この暑さ
たまりませんね
でも
人の肌の色まで
変えてしまう夏
すべてのもが
命を謳歌する夏が
たまらなく好きです
ゆうなぎに
だまるふうりん
もてあそぶ
ひとまちじかん
よいまちのろじ
浴衣着て
そんなしぐさで
きみを
まっていたい
ぎんのすず
くびにつけたる
うれしさに
そっとしのぶ
かのひとのせに
ほそきくび
かたにもたせし
あおぎみる
よぞらのほしと
ちりゆくひかり
なつのそら
たかだかとなる
はなびのね
ひめゆくおもい
はなとはじける
せみの大合唱が
青い空に
吸い込まれていく
はてしない
夏の昼さがり
ろくねんの
おもいのたけの
せみしぐれ
このみのおもい
そのむねになく
六年の
思いの丈の
蝉時雨
この身の想い
その胸に泣く
峰を越え
そのまた
峰を越え
風が
往く
山色に
木の香に
染まりて
風が往く
ひざかかえ
ひとりふかれる
あいのかぜ
ぎんのぶれすが
ういんくしてる
膝抱え
独り吹かれる
藍の風
銀のブレスが
ウインクしてる
そのまた
峰を越え
風が
往く
山色に
木の香に
染まりて
風が往く
ひざかかえ
ひとりふかれる
あいのかぜ
ぎんのぶれすが
ういんくしてる
膝抱え
独り吹かれる
藍の風
銀のブレスが
ウインクしてる
雲が飛ぶ
白くちぎれた
雲が飛ぶ
雲の峰を
白南風が
吹き飛ばす
しろはえに
ふかれてなつに
またいっぽ
こころわくわく
35どのひるさがり
白南風に
吹かれて夏に
また一歩
心わくわく
35度の昼下がり
白南風(しろはえ)
梅雨の終わりに吹く強い南風
はるかあきとさん リンクありがとうございます♪
けだるい
けだるい
昼下がり
劇は
ゆっくり
進行する
はだみせて
おとことおなんな
すれちがい
からみしひとみ
ひとなつのこい
肌見せて
男と女
すれ違い
絡みし瞳
ひと夏の恋
送り火
灯籠流し
花火
夏の祭りは「火」が司る
火は血と繋がる
血は命と繋がる
夏の夜空
はらはらと散る火の花
弔いの花
血と命をあらわす
火の花だから
人をせつなく
虜にする
ぼんのかぜ
こよいひとよに
もえるきみ
つきはふけゆく
おどりはさえる
盆の風
今宵一夜に
燃える君
月は更けゆく
踊は冴える
さよふけて
おどりつかれし
きみのほほ
ももにそまれり
はんなりほのか
小夜更けて
踊疲れし
きみの頬
桃に染まれり
はんなりほのか
灯籠流し
花火
夏の祭りは「火」が司る
火は血と繋がる
血は命と繋がる
夏の夜空
はらはらと散る火の花
弔いの花
血と命をあらわす
火の花だから
人をせつなく
虜にする
ぼんのかぜ
こよいひとよに
もえるきみ
つきはふけゆく
おどりはさえる
盆の風
今宵一夜に
燃える君
月は更けゆく
踊は冴える
さよふけて
おどりつかれし
きみのほほ
ももにそまれり
はんなりほのか
小夜更けて
踊疲れし
きみの頬
桃に染まれり
はんなりほのか
藍瓶の淵を覗く
君想い
バンダナを
手洗いしています
水に晒された藍
鮮やか
つゆくさや
あさよりあおき
そらのいろ
いちじんのかぜ
ふきあげるあい
露草や
朝より藍き
空の色
一陣の風
吹き上げる愛
君想い
バンダナを
手洗いしています
水に晒された藍
鮮やか
つゆくさや
あさよりあおき
そらのいろ
いちじんのかぜ
ふきあげるあい
露草や
朝より藍き
空の色
一陣の風
吹き上げる愛
ひまわりの迷路
入り口は東
おはよう ひまわり
ここでもない
また
違った
照りつける
夏の太陽
どこ
どこにいるの
出口のきみ
どこ
ひまわり
夕日の前に
西を教えて
さんざめく
ひかりのなかの
まよいごは
きみのてのひら
きづかずなみだ
さんざめく
光の中の
迷い子は
きみのてのひら
気付かず涙
入り口は東
おはよう ひまわり
ここでもない
また
違った
照りつける
夏の太陽
どこ
どこにいるの
出口のきみ
どこ
ひまわり
夕日の前に
西を教えて
さんざめく
ひかりのなかの
まよいごは
きみのてのひら
きづかずなみだ
さんざめく
光の中の
迷い子は
きみのてのひら
気付かず涙
8月の山が好き
いや、渓流が好き
小さな流れが
無数に響きあって
大きなうねりを生み
涼風を誘い出す
ほとりの樹も
岩も
草も
一緒に歌い
夏を楽しむ
浅瀬に
手足を広げ
ぷかりぷかり
空は私のもの
せせらぎは
しどどにぬらし
りずむうむ
わらいしょうじる
たにまのそらよ
せせらぎは
しどどに濡らし
リズム生む
笑い生じる
谷間の空よ
ばんりょくを
うつしてもえる
たきびのひ
はててむごんの
ほしのかがやき
万緑を
映して燃える
焚き火の炎
果てて無言の
星の輝き
いや、渓流が好き
小さな流れが
無数に響きあって
大きなうねりを生み
涼風を誘い出す
ほとりの樹も
岩も
草も
一緒に歌い
夏を楽しむ
浅瀬に
手足を広げ
ぷかりぷかり
空は私のもの
せせらぎは
しどどにぬらし
りずむうむ
わらいしょうじる
たにまのそらよ
せせらぎは
しどどに濡らし
リズム生む
笑い生じる
谷間の空よ
ばんりょくを
うつしてもえる
たきびのひ
はててむごんの
ほしのかがやき
万緑を
映して燃える
焚き火の炎
果てて無言の
星の輝き
ナ・ズダローブィエ♪
2001年7月30日 夏夏の夕暮れ時
蝉時雨が
許せる
涼風が吹く
シャワーを浴びて
窓越しに
はるか東京タワーに
シェレフェ
いちにちの
あつきおもいを
ながしたら
つめたきびあに
あつきくちづけ
一日の
熱き想いを
流したら
冷たきビアに
熱き接吻
蝉時雨が
許せる
涼風が吹く
シャワーを浴びて
窓越しに
はるか東京タワーに
シェレフェ
いちにちの
あつきおもいを
ながしたら
つめたきびあに
あつきくちづけ
一日の
熱き想いを
流したら
冷たきビアに
熱き接吻
夏祭り
風が
太鼓の音を
抱き寄せる
夜店の明かり
ゆらゆらと
遠き日へ
誘いて
金魚の朱
鮮やか
みなもにて
ひとりたたずむ
つきみそう
ゆれるつきかげ
はるかはるかに
水面にて
一人佇む
月見草
揺れる月影
遥遼に
ときたちて
みなもにゆれる
かげふたつ
かさなりあいし
ときをとどめて
時刻経ちて
水面に揺れる
影二つ
重なり合いし
時を止めて
風が
太鼓の音を
抱き寄せる
夜店の明かり
ゆらゆらと
遠き日へ
誘いて
金魚の朱
鮮やか
みなもにて
ひとりたたずむ
つきみそう
ゆれるつきかげ
はるかはるかに
水面にて
一人佇む
月見草
揺れる月影
遥遼に
ときたちて
みなもにゆれる
かげふたつ
かさなりあいし
ときをとどめて
時刻経ちて
水面に揺れる
影二つ
重なり合いし
時を止めて
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