暦は

とうに

コートを

脱ぎ捨てたというのに

心残りの

冬が

息を吹き返した



なごりゆき
 きみおくるあさ
  しずしずと
   じゅうのゆび
    てんにつきだし

 
なごり雪
 君送る朝
  静閑と
   十の指
    天に突き出し
 


 
じゅうのゆび
 わがかみすくい
  からみあう
   こころとかして
    わがみただよう
 
 
十の指
 我が髪すくい
  絡み合う
   心融かして
    我が身漂う
 
 
 
 
 
 
 

もゆる想いをⅡ

2008年9月23日 相聞
 
伝えた好きに
 
好きが返ってきて
 
浮き立つ心
 
でも
 
私の好きと
 
あなたの好きは
 
同じなのかしら・・・・


伝えるだけでいいと
 
思っていたのに
 
見つめて欲しくなって
 
抱きしめてもらいたくなって
 
メールのない日は
 
羊の数が無限大
 
想いは

燃え盛るばかりの日々が

 
どれだけの満月を見上げたのかしら
 
いまは
 
あなたが
 
そこにいいるだけで
 
それでいいの
 
 


つきあびて
 くるいしこころ
  もてあます
   さしだすうでに
    そっとすがりて
 
 
 
     月浴びて
      狂いし心
       持て余す
        差し出す腕に
         そっと縋りて









 

ハートブレイク

2003年4月14日 相聞
 
だれかが
 
歌っていたね
 
Well since my babV Ieft me
Well l*ve found a new place to dwell
Well It,s down at the end of Lonely Street
At Heartbreak Hotel where l’ll be...
l’ll be so lonely baby. well l’m so lonely
l’ll be so lonely I could die

 
さみしくて
 
しにそう
 
だから
 
だから
 
はーとぶれいく 
 
 
わたしの 
 
こころも
 
 
はあとぶれいく
 
 
うれしくて
 
うれしくて
 
こころがね
 
こわれそうだよ

 
 
 
きかせたい
 つたえきれない
  こいごころ
   むねにおしあて
    ほらこんなに
 
 
 
 
 
 
 
 

らぶそんぐ

2002年5月15日 相聞
 
恋するふたりは
 
双子のよう
 
似ていることが
 
うれしくて
 
あ、まただ


 
心のアルバムが
 
ふえていく 
 

想いかなって

ひとつになって

おなじ想いだと知る
 

 
永遠の
 
無限の距離も
 
知る
 
 
 
きみが
 
男で
 
わたしは
 

 
 
だから
 
 
 
 
 
 
こいしてる
 きみのひとみに
  うつるわれ
   こころさらして
    よろこびをしる
 
 
 
     恋してる
      君の瞳に
       映る吾
        心さらして
         悦びを知る
 
 
 

    
    
 

真夜中の太陽

2002年5月7日 相聞
 
 
白光の
 
まどろみの昼
 

 
闇の
 
豊饒な夜
 

 
つづりあわせて
 
 
ふたりの一日
 
 
 
 
 
やわらかな
 あわいのひかり
  きみのそら
   あまきといきに
    うなずきかえす
     
 
 
 
     柔らかな
      間の光
       君の宙
        甘き吐息に
         頷きかえす

 
  

 

 

宝探し

2002年4月27日 相聞
 
 
読みかけの本と

冷たいビールと

冒険心を

バッグに詰めて

歩き出す
 
私以外の

誰一人知らない
 
世界中で
 
たったひとりの
 
君を求めて
 
 
 
 
ささやかな
 ゆめのじかんに
  きみがいる
   おいでおいでと
    ほほえみながら
 
 
 
 
みをまかし
 ときのながれを
  とめるとき
   わたしのうみに
    ぷかりぷかり
 
 
 

ゆるやかに 
 かわきのこころ
  うるおして
   いつくしむたから
    ふたりのじかん 
 
 
  
 

   
  
    

 

風に乗る

2002年4月18日 相聞
 
 
両手をひろげて
 
風を抱く
 
 
するりと 
 
かわされ
 
 
わたしが
 
包まれる

 
 
風は
 
 
きみなの
  
  
 
 
 
かぜよふけ
 そらのきわみに
  ふきとばせ
   はるかかなたの
    きみまつそらに
 
 
 
      風よ吹け
       空の窮みに
        吹き飛ばせ
         君待つ空に

 
 

転寝

2002年4月14日 相聞
 
 
うたた寝の中に
 
眠る君がいた

 
ほんとうは
 
なにをしているの
 

 
きみは君
 
わたしは私


 
だけど
 
二人は仲良し


 
 
君が大切にしてくれるから
 
わたしは私を大切にする

 
わたしは君が大切

 
だから
 
もっと

 
きみは君を大切にして
 
 
 
 

 
うたたねの 
 つかのまのおうせ
  うれしくて
   くっしょんだきしめ
    はるかぜいれる 
  
  
 
     転寝の
      束の間の逢瀬
       嬉しくて
        クッション抱きしめ
         春風入れる
  
 
 
 

 

やすらぎの音

2002年4月2日 相聞
柔らかい陽射し

小鳥のさえずり

そんな朝の目覚めは

幸せの予感
 
 
好きな調べ
 
好きな人の声
 
好きな人の寝息

いびきが
 
子守唄といったら
 
笑われるのでしょうか
 
 
 
 
 
 
やすらぎの
 ねいきのきみの
  よこがおは
   おもわずくちずけ
    さそういとしさ
 
 
 
     やすらぎの
      寝息の君の
       横顔は
        思わず接吻
         誘う愛しさ
 
 
 
 
 

ありがとう

2002年3月12日 相聞
あなたが

思っている以上に

はるかに

せつなくて

つらくて

さみしい
 
 
でも

でも

それ以上に

 
楽しくて
 
心が満ちていて 
 
 
しあわせ 
 
 

 
 
きみのせに
 ぬくもりみつけ
  よりそいて
   るるとことばと
    こころみちあふる 
 
 

 
     君の背に
      温もりみつけ
       寄り添いて
        縷々と言葉と
         こころ満ち溢る

 
 
 

    

春陽

2002年3月10日 相聞
 
きらきらと
 
あふれる
 
ひかり
 
はるか
 
はるか
 
彼の人の
 
空に
 
 
 
 
 
ひきしぼる
 ゆみはひかりを
  かけぬけて
   きみのこころに
    とどけといのる 
 
 
 

     引き絞る
      弓は光を
       駆け抜けて
        君の心に
         届けと祈る
 
 
 
 
 

彼方をみつめて

2002年3月7日 相聞
 
きみが
 
そっと
 
押し開いた
 
こころの扉
 
 
逃げられない
 
 
もう
 
逃げない
 
 
 
 
てをつなぎ
 ときつむぎあう
  ふたりだから
   おもいでひとつ
    またふえました
 
 
 
 
      手を繋ぎ
       時紡ぎあう
        二人だから
         思い出ひとつ
          またふえました
 
 
 
 

夢のいたずら

2002年3月6日 相聞
 
メールの向こうに
 
眠りに誘う
 
君がいる
 
 
 
きがつけば
 
 
君のポケットの中に
 

 
春の宵の

 
夢のいたずら
 
 

さめないで

 

 
 
 
 
きみのゆび
 くちにふくみて
  ゆめのなか
   だだっこのこころ
    まどろみなごむ
 
 
 
      君の指
       口に含みて
        夢の中
         だだっ子の心
          まどろみ和む
 
 
 
 
  
 
 
ほぉ〜

ほれちゃったのよぉ〜

酔っぱらいが

同じフレーズを

何度も繰り返しながら

師走の町を

歩いてる
 
好きでもなく

愛してるでもなく

惚れちゃったのよ
 

 
そう

心を

ぐっと持っていかれた


 
 

 
 
ほろよいの
 ほほぬらすは
  ほろしぐれ
   ほほよせあい
    ほほえみあう
 
 
 
     ほろ酔いの
      頬濡らすは
       ほろ時雨
        頬寄せ合い
        微笑みあう
 
 
 

ゆめのなか

2001年11月12日 相聞
わらってる
 
 
きみがいて
 
 
こころ
 
 
ほんのり
 
 
 
 
 
ほほそめて
 からめいざなう
  ほそきゆび
   しずくみちたり
    ゆめのまにまに 
 
 
 
     頬染めて
      絡めて誘う
       繊き指
        雫満ちたり
         夢の間に間に
 
 
 
すき

すき
 
 
 
すき

そんな

花占いが

あってもいいでしょ
 
 

 
 
 
しろいはな
 ちらしちらせて
  うらなうは
   こころのゆれの
    ついのすみかか

 
 
     白い花
      散らし散らせて
       占うは
        心の揺れの
         終の棲家か
 
 

 
 
 

   野の花さん、リンクありがとうございます
   枠がいっぱいで、相互ができませんが
   これからもよろしく
 

硝子越しの恋

2001年11月5日 相聞
曇り硝子の

そのむこうに

あなたの影が

揺れ動く

見えなくて

声も届かない

でも

そこにいる

温もりを

感じてる

 
 
虹色の

雨を降らせたくて

シャボン玉を

飛ばす

硝子に

虹色の雫

指で

そっと

なぞる

 
すき 
 
 
 
 
 
ときめぐり
 さくはなかわれど
  このおもい
   あつくたゆりて
    きょうほほえむ

 
 
     時巡り
      咲く花かわれど
       この想い
        熱くたゆりて
         今日も微笑む
 
 
 
 

    
  

駄々っ子

2001年10月10日 相聞
あいたい

あいたいの
 
 
そう駄々をこねて

泣き疲れて

いつのまにか

夢の中

目が覚めたら

のぞきこむ

あなたが

いれば





 



 
 

 
 
 
 
 
 
きみのまえ
 しあわせいろの
  ほほえみが
   こぼれるでしょ
    だってすきだもん
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

うふふ

2001年10月5日 相聞
ここちよい

風が

カーテンを

ゆらす

つられて

こころも

ゆれる
 

すうぃんぐ
 

 

すうぃんぐ
 
 
 
 
すぃんぐ
 
 
 
 
 
すぃんぐ
 
 
 
 
小鳥と

囀る
 
 
 
 

だきしめる
 きみおもうこころ
  はずんでる
   そらににんまり
    とどけにんまり 
 
 
 
     抱きしめる
      君想う心
       弾んでる
        空にニンマリ
         届けにんまり 
 
 
 
 
   
  
   
 
 

あわきゆめ

2001年8月8日 相聞
想う人がいる

それだけで

それだけで

いまはいいの


ためいきを
 のみこむきみの
  くちびるに
   そっとくちづけ
    よいのあわきゆめ

      溜息を
       飲み込むきみの
        唇に
         そっと口づけ
          宵の淡き夢

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