漠然とした不安に襲われて
わけもなく 涙が流れました
心がキュント 固まったまま
息ができなくなっていたようです
おおきな おおきな深呼吸
もうだいじょうぶ
薫風に
心さらして
のびをする
澱よ さよなら
ほほえみ おかえり
わけもなく 涙が流れました
心がキュント 固まったまま
息ができなくなっていたようです
おおきな おおきな深呼吸
もうだいじょうぶ
薫風に
心さらして
のびをする
澱よ さよなら
ほほえみ おかえり
言霊に触れて
2001年4月19日自分の気持ちと関係なく
人の言霊に触れて
不安定になることって
ありませんか
みんな悲しすぎる恋だね
ふるふると
こころふるわせ
わななきて
なげきのことば
どこでつむぐや
何日ぶりかしら
日付が変る前に寝たのは
誰もでてこない夢の中
由良の体だけが
眠りを貪っていました
ゆりかごに
ゆられ ゆられて
ゆめのなか
あなたの ささやき
さがして まいご
頬染めて
見上げる月は
おぼろげで
みなもにうつる
ふたりをゆらす
日付が変る前に寝たのは
誰もでてこない夢の中
由良の体だけが
眠りを貪っていました
ゆりかごに
ゆられ ゆられて
ゆめのなか
あなたの ささやき
さがして まいご
頬染めて
見上げる月は
おぼろげで
みなもにうつる
ふたりをゆらす
しらじらと
ひざをかかえて
あさになり
ひとりねがうよ
あなたのきょうを
ひとひらを
受けんと さしだす
君の手に
春風 そよぎ
思い出 はこぶ
背の薔薇の
匂い かぐわし
春の日に
桜 舞い散り
戯むれる夢
ひざをかかえて
あさになり
ひとりねがうよ
あなたのきょうを
ひとひらを
受けんと さしだす
君の手に
春風 そよぎ
思い出 はこぶ
背の薔薇の
匂い かぐわし
春の日に
桜 舞い散り
戯むれる夢
女の耳朶は なぜあるのか
10代は ピアスをするため
30代は うっかり熱いものを触ったときにね
40代は 嫌な話を聞かないため
じゃ 20代は
20代はね 好きな人に噛んでもらうため
はぁ〜
へぇ〜
ふ〜ん
違うわ
女の耳朶は
囁きの吐息うけるため
囁きの
熱き吐息に
頬染めて
とけゆくさきに
朧の月よ
10代は ピアスをするため
30代は うっかり熱いものを触ったときにね
40代は 嫌な話を聞かないため
じゃ 20代は
20代はね 好きな人に噛んでもらうため
はぁ〜
へぇ〜
ふ〜ん
違うわ
女の耳朶は
囁きの吐息うけるため
囁きの
熱き吐息に
頬染めて
とけゆくさきに
朧の月よ
春霞の
遠景のそのむこうには
ゆりかごがある
ゆらーり ゆらゆら
ゆーら ゆら
ゆーらゆらの
ゆーらゆら
ゆらーり
ゆらーり
ゆーらゆら
風に乗り
ひとひら ひらり
まいくれば
こころにともる
ときめきのいろ
遠景のそのむこうには
ゆりかごがある
ゆらーり ゆらゆら
ゆーら ゆら
ゆーらゆらの
ゆーらゆら
ゆらーり
ゆらーり
ゆーらゆら
風に乗り
ひとひら ひらり
まいくれば
こころにともる
ときめきのいろ
夢の中
2001年4月12日深い緑の その奥に
小鳥のさえずりが
つづいていた
闇の中に入り来たれり
そして嘆けと
でも、だめよ
私は星を求めて
つきをの明るさを求めて
入ろうとはおもわなかった
小夜中に
溶きゆくものの
彷徨いは
君とわれとの
時ありやなしや
小鳥のさえずりが
つづいていた
闇の中に入り来たれり
そして嘆けと
でも、だめよ
私は星を求めて
つきをの明るさを求めて
入ろうとはおもわなかった
小夜中に
溶きゆくものの
彷徨いは
君とわれとの
時ありやなしや
微笑の裏で
2001年4月11日さようなら
がらんがらんの
でんしゃ
わたしひとりを
のせていきなね
泣きやらん
私の心
手にとりて
笑みを浮かべて
淵に沈めん
吹きすさぶ
風に吹かれて
広がりて
心の穴は
新緑 うつす
冷たき手
喉に押し当て
仰ぎ見る
闇夜に浮かぶ
月も無きかな
がらんがらんの
でんしゃ
わたしひとりを
のせていきなね
泣きやらん
私の心
手にとりて
笑みを浮かべて
淵に沈めん
吹きすさぶ
風に吹かれて
広がりて
心の穴は
新緑 うつす
冷たき手
喉に押し当て
仰ぎ見る
闇夜に浮かぶ
月も無きかな
こんな日は
2001年4月9日夕焼けが綺麗な日は
夜の帳が降りる前に
心を閉じてしまいましょうか
あなたを見失った日は
溜息つく前に
心を閉じてしまいましょう
雫が満ちて涙になる前に
心を閉じてしまいましょう
夜の帳が降りる前に
心を閉じてしまいましょうか
あなたを見失った日は
溜息つく前に
心を閉じてしまいましょう
雫が満ちて涙になる前に
心を閉じてしまいましょう
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うらうらの
かすみたなびく
やまぎわの
ほころぶかおに
よいしれし きみと
よいしれて
つきにほほえむ
ふりをする
きみのひとみに
やどりしつきを
さかずきに
うかぶつきなら
のみほして
このみのおくに
すまわせましょう
かすみたなびく
やまぎわの
ほころぶかおに
よいしれし きみと
よいしれて
つきにほほえむ
ふりをする
きみのひとみに
やどりしつきを
さかずきに
うかぶつきなら
のみほして
このみのおくに
すまわせましょう
うたげ
2001年4月3日トーンと鳴り響くは 拍子木の音
桜の宴の幕 落ちて
夢一夜の 一人芝居
心に巣くうは 闇喰いの輩
骸を抱きし その腕は
白く怪しく 浮かびます
今宵の 嘆き 聞かせましょう
百年恋の その 吐息
夜の四十万に 聞かせましょう