眠りの春

2002年4月10日
そう
 
春のお日さまが好き

シフォンのベールを
 
透してみる 
 
淡いオレンジ色
 
木々の緑を
 
引き立てるための光
 
 
世界を
 
深い眠りに誘い込む
 

 
 
  
そよかぜに
 もてあそばれる 
  しゃぼんだま
   あわきひかりと
    みどりをうつす
 
 
 
 
     そよ風に
      弄ばれる
       シャボン玉
        淡き光と
         翠を映す
 
 
 
 

草青む

2002年4月8日
鶸色
 
萌黄色

若葉色

裏葉柳
 
浅緑
 
 
春の野辺は

やわらかな
 
みどりで

あふれてる
 
 
 
 
くさあおむ
 のべにたたずみ
  かぜをうけ
   はるかはるかに
    おもいをはせる
 
 
 
     草青む
      野辺に佇み
       風を受け
        遥か遙かに
         想いを馳せる
 
 
 
 

水色

2002年4月7日
さかなが

遊ぶ小川

その水の

色の名を
 
 
すいしょく
 
 
覗き込むと
 
春が

流れている
  
 
 

きみすくう
 はるのおがわの
  ぬくもりを
   そっとうけとめし
    このてのひらに
     
 
 
 
      きみ掬う
       春の小川の
        温もりを
         そっと受けとめし
          この掌に

 
 
 

 
 
 
手をつないで

歩く

心がいっぱい
 

でもね

おなかはすくの
 

でもね
 
ふたりで
 
飲むお酒は

たのしいよ

ごはんは

おいしいよ
 

ねぇ 

おなかがすいたよ
 
 
 

ぱくぱくと
 はるのさらだを
  ほおばって
   ぐらすごしに
    えみかわしあう 
 
 
 

     ぱくぱくと
      春のサラダを
       頬張って
        グラス越しに
         笑み交し合う 
 
 
 

 

 

春の夢

2002年3月23日
 
 
夢の中に
 
君がいた
 
 

夢でもいいから
 
逢いたかったのに
 
 
 
夢まで
 
きみのもの 

 
 
  
 

 
 
はるがすみ
 まどろみのうみ
  ただよいて
   こえにめざめて
    かたわらをみる 
 
 
 
     春霞
      微睡の海
       漂いて
        声に目覚めて
         傍らをみる
 
 
 
 

 
満開の桜を
 
見つめている人
 
雪の緩みに
 
春を感じている人
 
みなさんは
 
どんな春を迎えているのでしょうか
 
 
高校に入学の人
 
来春に大学入学予定の人
 
社会人になる人
 
仕事を変る人
 
恋に区切りをつけた人
 
恋をはじめた人
 
そして
 
この日記サイトに
 
別れを告げる人
 

この春の陽射しの中を
 
チャリで風を受けるのも

いいですね
 
バイクで風をおこすのも
 
いいですね
 
そして
 
ゆっくり歩くのも
 
いいものですね
 
 
この春に
 
そして
 
みなさまの
 
明日へ
 
 
( ^_^)/▼☆▼\(^_^ ) チン♪
 
 
 
 
 
はるだから
 はじめのいっぽ
  ふみだすよ
   みらいへつづく
    はなゆらのなか
 
 
      春だから
       初めの一歩
        踏み出すよ
         未来へ続く
          花響のなか 
 
 
 
 
 

 

 

春宴

2002年3月20日
もう
 
さくらが

風に舞っている

 
はやい
 
春の訪れに
 
こころが
 
戸惑う
 
 
桜の下で
 
君を待ちつつ
 
また
 
一杯

 

そして
 
 
いつか 
 
 

 
ふたつに
 
 
 
 
 
 
きみしるや 
 こころのふねの 
  いきさきを 
   はてぬゆめみし 
    はるのこのひに
 
 
 
 
     君知るや
      心の舟の
       行き先を
        果てぬ夢みし
         春のこの日に

 
 
 
 
 
 
 ☆庵堂里菜さん
 
  リンク、ありがとうございます
  枠がいっぱいで、相互できませんが
  よろしくお願いします♪

春のそよぎ

2002年3月17日
春風が

そよいだら

サッと

山が

淡い緑に

 
 
 
 
 
みずかがみ
 むくのすがたを
  うつせしは
   あやしくさくひ
    まつやまざくら 
 
 
 
     水鏡
      無垢の姿を
       映せしは
        妖しく咲く日
         待つ山桜
 
 
 
 
 
 
     

花筏

2002年3月16日
ほほえむ

山たち
 

そのなかに
 
葉の上に

よその木の花が
 
零れ落ちたような
 
小さなみどりの
 
花を咲かせる
 
花筏
 
 
今年も逢えたね
 
 
 
 
 
こぼれちる
 おもいをのせて
  はないかだ
   みどりのかわを
    ながれてとどけ
 
 
 
     零れちる
      想いを乗せて
       花筏
        緑の川を
         流れて届け

 
 
 
 

大地の目覚め

2002年3月4日
ゆるやかに
 
大地が
 
色づきはじめ
 
星の瞳が
 
笑ってる
 
 
 
 
 
ぽかぽかと
 こころのはるが
  おとずれて
   ふみだすあしも
    かろやかすきっぷ
 
 
 
 
     ぽかぽかと
      心の春が
       訪れて
        踏み出す足も
         軽やかスキップ
 
  
 

 
 
 
   *星の瞳・・・青い小花を咲かせるオオイヌフグリの別名
 
 
 
 

      

まどろみ

2001年4月17日
しらじらと
   ひざをかかえて
 あさになり
   ひとりねがうよ
     あなたのきょうを
 
 

ひとひらを
   受けんと さしだす
 君の手に
   春風 そよぎ
    思い出 はこぶ

 

背の薔薇の
 匂い かぐわし
    春の日に
      桜 舞い散り
         戯むれる夢 
 
 
 
 
 

ねむりうた

2001年4月14日
春霞の
遠景のそのむこうには
ゆりかごがある
ゆらーり ゆらゆら
ゆーら ゆら
ゆーらゆらの
ゆーらゆら
ゆらーり
ゆらーり
ゆーらゆら

風に乗り
ひとひら ひらり
まいくれば
こころにともる
ときめきのいろ 
 
 
 

さくらかげ

2001年4月2日
 
 
      
      卯月
       頷き
        膝抱え
  
  春陽に
    揺るる
      心地よさ
 
 
 
 
 

水面

2001年4月1日
震えた心の水面に
ひとひらの桜

波紋も描かず
ただ淋しげに浮かぶ

夕闇に
月影寄り添い
静かに揺れる

揺れて揺られて
宵闇くるる
 
 
 
 
 

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