由良

艶の歌
 詠む君想い
  熱くなり
   髪をほどきて
    のばす指先

☆&★

指先を
 酔いの微熱に
  誘いて
   髪かきあげて
    触れる首筋

由良
 
 髪ときて
  桃に染まれり
   雪明り
    溶け行く先に
     帯ながるる
 

☆&★

裾はだけ
 撫でるに溶けて
  音漏れて
   桃に染まれり
    雪の柔肌
 

由良

紅に
 燃ゆる想いに
  身を任せ
   熱き吐息に
    我を忘るる
 

☆&★

燃ゆる肌
 身躯淫らに
  息乱れ
   寄せ来る波に
    恍惚の果て
 

由良

 溢れ出る
  蜜の匂いに
   酔いしれて
    影合わさり
     暮れる年の瀬
 

☆&★

止め処なく
 溢れる蜜の
  香しさ
   重ねし肢体
    つなぐ新年

由良

まどろみに
 この身預けし
  君の腕
   唇開きて
    恥かしき吐息

☆&★

微睡みの
 囁き漏らす
  腕の中
   髪撫でる指
    久遠のぬくもり
 
 
 
 
 
 
 
明けましておめでとうございます
 
 
いつもの由良の歌と趣が違って驚かれましたか(微笑)

古の恋人たちは、皆さんがメールやチャットで想いを伝え合うように、

こうして歌で交わしていたのではないでしょうか
 
見つめあい、それだけで、言葉が要らないこともありますが
 
心のひだを、一つの言葉に、そして行間にこめ
 
想いを歌として詠む事が、楽しく、また、心のバランスをとることにもなっています
 
今年は、どれだけ、満足でき、皆さんの心に届く歌が詠めるでしょうか
 
 
☆&★さん

楽しい一時をありがとう
 
また、連歌のお相手をお願いしますね 
 

 

 

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