アイシアッテイルカィ
君の
あのキメゼリフが
もう
聞けない
泉谷じゃないけど
認めない
衝撃が強すぎて
歌なんて
詠めないよ
ごきげんなライブを
もう一度
合掌
いつもの
駅前の交差点
いつものように
彼女は
杖を握り
真っ直ぐ
前を見ている
信号が変わる
動き出さない彼女
あっ
街宣車が流す音に
車の流れの音が
人の流れが
わからないのかな
そう思って
「信号変わりましたよ
何かお手伝いできることありますか」
初めて聞いた
彼女の声
「ありがとう
でも、私は大丈夫です
貴女のことをしてください」
そう
人のお世話より
自分が自分になにをしているのか
なにをしようとしているのか
つえなきみ
ひろがりしみち
はてなきて
かげろうのごとく
ゆらりといっぽ
杖無き身
拡がりし道程
果てなきて
陽炎のごとく
ゆらりと一歩
暦は
とうに
コートを
脱ぎ捨てたというのに
心残りの
冬が
息を吹き返した
なごりゆき
きみおくるあさ
しずしずと
じゅうのゆび
てんにつきだし
なごり雪
君送る朝
静閑と
十の指
天に突き出し
じゅうのゆび
わがかみすくい
からみあう
こころとかして
わがみただよう
十の指
我が髪すくい
絡み合う
心融かして
我が身漂う
とうに
コートを
脱ぎ捨てたというのに
心残りの
冬が
息を吹き返した
なごりゆき
きみおくるあさ
しずしずと
じゅうのゆび
てんにつきだし
なごり雪
君送る朝
静閑と
十の指
天に突き出し
じゅうのゆび
わがかみすくい
からみあう
こころとかして
わがみただよう
十の指
我が髪すくい
絡み合う
心融かして
我が身漂う
クリスマスの
喧騒が遠退き
新しい年の
足音が聞こえてくる
見上げて
今日の空を
誰にとっても
怒涛の一年
あんなこと
そんなことは
過去のことと
清浄な空が
広がっていく
そらがある
このこころにも
またきょうも
はてなきそらに
われただよいて
空がある
この心にも
また今日も
果てなき宙に
吾漂いて
街が
色づき始めた
秋なのに
二人の夜は
春霞
万の花びらが流れていく
ゆるゆると
ときをきざみて
よりそいて
ことのはかわす
ぬくもりうれし
ゆるゆると
時を刻みて
寄り添いて
言の葉交わす
温もり嬉し
目を交わし
グラス交わして
時交す
この身その身に
交して幾瀬
見たよ
新宿の雑踏に
たたずむ君を
あれから幾つめの秋
紀伊国屋で
ほしい本に
手がとどかなくて
背伸びしていた私
君はなんなく捕って
渡してくれたね
それから
毎週木曜日に
君も
私も
そのコーナーにいたね
いつしか
言葉を交わし
いつしか
手を繋ぎ
なにに笑っているのか
わからぬままに
二人笑って
新宿を漂っていたよね
高校生の私には
院生の君は
大人すぎて
眩しくて
いつも
いつも背伸び
あの本の前のように
きっと
背伸びしすぎて
疲れたのかな
無口になった秋に
君も
私も
それぞれ歩き出した
その君を
見たよ
あの雑踏の中で
気付いて欲しい
気付かないで
人待ちの君を
ショーウインドウ越しに
見つめていたよ
蘇る香り
あのコロンを
今でもつけていますか
別れた後も
雑踏の中で
あの香りに
何度
振り返ったでしょう
お待たせの声に
振り向く君
その笑顔は
あのときのまま
笑顔の先には
同僚?
素敵な人が
現れるのを
待っていたのに
残念
そう
もう
私も背伸びはしない
振り返りはしない
君は
優しくあろうと
今でも
あくせくしているのですか
ガラスごし
なつかしかおり
よみがえる
ふらりたちよる
きのくにや5かい
硝子越し
懐かし香り
甦る
ふらり立ち寄る
紀伊国屋5階
ぎんなんを
ひろいあつめて
なげあって
においにふきだす
じんぐうのもり
銀杏を
拾い集めて
投げ合って
臭いに吹きだす
神宮の森
新宿の雑踏に
たたずむ君を
あれから幾つめの秋
紀伊国屋で
ほしい本に
手がとどかなくて
背伸びしていた私
君はなんなく捕って
渡してくれたね
それから
毎週木曜日に
君も
私も
そのコーナーにいたね
いつしか
言葉を交わし
いつしか
手を繋ぎ
なにに笑っているのか
わからぬままに
二人笑って
新宿を漂っていたよね
高校生の私には
院生の君は
大人すぎて
眩しくて
いつも
いつも背伸び
あの本の前のように
きっと
背伸びしすぎて
疲れたのかな
無口になった秋に
君も
私も
それぞれ歩き出した
その君を
見たよ
あの雑踏の中で
気付いて欲しい
気付かないで
人待ちの君を
ショーウインドウ越しに
見つめていたよ
蘇る香り
あのコロンを
今でもつけていますか
別れた後も
雑踏の中で
あの香りに
何度
振り返ったでしょう
お待たせの声に
振り向く君
その笑顔は
あのときのまま
笑顔の先には
同僚?
素敵な人が
現れるのを
待っていたのに
残念
そう
もう
私も背伸びはしない
振り返りはしない
君は
優しくあろうと
今でも
あくせくしているのですか
ガラスごし
なつかしかおり
よみがえる
ふらりたちよる
きのくにや5かい
硝子越し
懐かし香り
甦る
ふらり立ち寄る
紀伊国屋5階
ぎんなんを
ひろいあつめて
なげあって
においにふきだす
じんぐうのもり
銀杏を
拾い集めて
投げ合って
臭いに吹きだす
神宮の森
伝えた好きに
好きが返ってきて
浮き立つ心
でも
私の好きと
あなたの好きは
同じなのかしら・・・・
伝えるだけでいいと
思っていたのに
見つめて欲しくなって
抱きしめてもらいたくなって
メールのない日は
羊の数が無限大
想いは
燃え盛るばかりの日々が
どれだけの満月を見上げたのかしら
いまは
あなたが
そこにいいるだけで
それでいいの
つきあびて
くるいしこころ
もてあます
さしだすうでに
そっとすがりて
月浴びて
狂いし心
持て余す
差し出す腕に
そっと縋りて
かくとだに
えやはいぶきの
さしも草
さしも知らじな
もゆるおもいを
藤原実方朝臣
こんなにも
あなたが恋しくて
思いはつのるばかりなのに
たった一言
あなたを恋い慕っていると
伝えたいのに
口に出すことができない
あぁ
あの伊吹山の
さしも草のように
人知れず燃える
この心
身も心も
恋の炎で
燃え尽きてしまう
あなたは
このおもいを
知らないでしょうね
めぐりあい
もゆるおもいに
みをこがす
もとめしきみへ
めーるのこいぶみ
巡り逢い
燃ゆる想いに
身を焦がす
求めし君に
メールの恋文
久々の百人一首です
この歌は、百人一首の中でも一番技巧的?
掛詞が2つ、縁語に倒置法に同音反復の序詞と
修辞技巧のオンパレードです
その技巧には感心するのですが
どうにも好きになれない一首です
贈られた女性は素直に喜んだのでしょうか…
私は、ストレートに好きと言われたい
今年も
また
桜の咲く
この日々が
すきです
この花が
まだか
まだかと
固い蕾を
見詰める日々も
ふくらみ始めた
蕾に
ふうぅと
息吹きかける日々も
日差しを受けて
これ見よがしに
咲き誇る日々も
春の悪戯な風に
舞い散る日々も
そう
君の指に
触れた
あの春から
そう
狂おしいまでに
好きな花になりました
また
咲き乱れる春です
また
君の
その指に
そっと
触れ
春が
体を巡りまわっています
慈しむ
間もない時を
知りつつも
春爛漫を
今年も二人
外は
木枯らしだというのに
心は
満ち充ちて
溢れだしそう
君が人知れず
何度も
天を仰ぎ
何度も
溜息をつき
何度も
眠れぬ夜をすごし
そして
手を取り合って
慈しみ
愛しあう
つかの間の時を貪り
また
何度も
何度もの
溜息をついたから
手に入れられた
ずーっと
見ていたから
心から
おめでとうがいえる
過ぎし日の
心の檻に
リボンかけ
お疲れさまと
明日へ羽ばたく
抱きしめて
よかったよねと
それだけを
囁きかける
この日嬉しく
再会
2007年11月9日あなたが差し出す
その手を
そっと
握り返す
こころと
こころが
そっと
また
ひとつに
あなたの笑顔が
うれしい
からませし
ゆびにみえぬは
あかきいと
からみからませ
あさひまぶしく
絡ませし
指に見えぬは
朱き糸
絡み絡ませ
朝陽眩しく
一つの灯り むこ多糖症の新薬承認
2007年10月4日コメント (2)ムコ多糖症新薬の承認了承=最多患者の2型−厚労省分科会
10月3日13時34分配信 時事通信
厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会は3日、先天性の難病「ムコ多糖症」で最も患者が多い2型の治療薬の承認を了承した。
了承されたのは、製薬会社「ジェンザイム・ジャパン」(東京都千代田区)が今年1月末に承認申請していた「エラプレース」(一般名・イデュルスルファーゼ)。
ムコ多糖症は遺伝子異常で代謝がうまくできず、体内に「ムコ多糖」が蓄積してしまう病気。1型から7型まである(5型は欠番)。
同省によると、国内に数百人の患者がいるが、うち2型の患者は150人程度と最も多い。1、2、6型の治療薬があるが、昨年10月に1型の治療薬が承認され、今年8月には6型の治療薬が承認申請された。
***************************
以上、記事全文のコピーです。
患者さんにとって夢がもてる前進ではないでしょうか
でも、まだ始まったばかり
長い目で見て行きたいと思います
10月3日13時34分配信 時事通信
厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会は3日、先天性の難病「ムコ多糖症」で最も患者が多い2型の治療薬の承認を了承した。
了承されたのは、製薬会社「ジェンザイム・ジャパン」(東京都千代田区)が今年1月末に承認申請していた「エラプレース」(一般名・イデュルスルファーゼ)。
ムコ多糖症は遺伝子異常で代謝がうまくできず、体内に「ムコ多糖」が蓄積してしまう病気。1型から7型まである(5型は欠番)。
同省によると、国内に数百人の患者がいるが、うち2型の患者は150人程度と最も多い。1、2、6型の治療薬があるが、昨年10月に1型の治療薬が承認され、今年8月には6型の治療薬が承認申請された。
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以上、記事全文のコピーです。
患者さんにとって夢がもてる前進ではないでしょうか
でも、まだ始まったばかり
長い目で見て行きたいと思います
一人ができること
2007年9月29日りンク先のフィオナさんの志に賛同して
コピーを貼りました
お読みになって、賛同された方は
お友達との話題などにしていただいて
多くの方に知っていただけたらと思います
私自身は病院で入院している子や
患者さんの子供達に本を読むボランティアをしています
病名を知らされず、それでも明日を信じて
頑張っている子供達が多くいます
私達にできることは少ないけれど
一人一人ができることから始めませんか
☆ ☆ ☆ ☆
《ムコ多糖症》という病気を知ってますか?
この病気は人間の中でも小さい子達に見られる病気です。
しかし、この《ムコ多糖症》と言う病気はあまり世間で
知られていない(日本では300人位発病)つまり社会的認知度が
低い為に今厚生省やその他製薬会社が様々な理由を付けて最も
安全な投薬治療をする為の薬の許可をだしてくれません。
《ムコ多糖症》は日々病状が悪くなる病気で、発祥すると
殆どの人が10〜15歳で亡くなります。
8月7日「SCHOOL OF LOCK」というラジオ番組で湘南乃風の
若旦那が語ってから私達に出来ることを考えました。
それで思いついたのがこのバトンという方法です。
5〜6歳の子が厚生省にスーツ姿で出向いて自分達が生きる
為に必死に頭をさげてたりしています。
この子達を救う為に私達ができる事は、この病気を多くの
社会人に知ってもらって早く薬が許可されるよう努力する事
だと思います・・みなさん協力お願いします。
[ムコ多糖症]
ムコ多糖を分解する酵素が先天的に欠損している為、
体内に蓄積することで様々な異常が引き起こされる病気。
多くの場合、身体や精神の発達遅滞、骨の変形、水頭症等も
伴う。重症の場合は成人前に死亡する。
今のところ有効な治療法が無いので、 骨髄移植や遺伝子治療の
臨床成果が待たれる病気の1つである。
http://www.muconet.jp/
いただきます
おいしいね
うん
おいしいね
いつものお酒も
おいしね
いつものサラダも
おいしいね
えみうかべ
ふたりでたべる
おいしいね
きみのくちびる
うんおいしいね
名月浮かぶ
羽田沖
銀色の翼が
きらきら一機
また一機
見慣れた景色
一人で見る風景は
記憶となり
いつしか
忘却の闇に消える
君と見た風景は
思い出となり
いつしか
心の疼きに
つきをめで
きみをめでたる
あきのよは
むしのねきえて
ふたりのかたり
月を愛で
君を愛でたる
秋の夜は
虫の音消えて
二人の語り
西陽さす
2007年9月20日季節は秋なのに
君を照らす
陽は強く
君の影は濃い
君が語る
引きずられた影が
濃さを増す
君が語る
頷く私
君が語る
傾ぐ私の首
君が語る
薄くなる影
新涼の影みなやさし我聴けば
語りても
語り尽きぬは
君の影
そっと掬いて
そっと抱きしめ
今逢いし君へのメール早く飛べ
君を照らす
陽は強く
君の影は濃い
君が語る
引きずられた影が
濃さを増す
君が語る
頷く私
君が語る
傾ぐ私の首
君が語る
薄くなる影
新涼の影みなやさし我聴けば
語りても
語り尽きぬは
君の影
そっと掬いて
そっと抱きしめ
今逢いし君へのメール早く飛べ
真夏の夜の夢
2007年8月25日テーブルに座って
二人でワインを飲んでいた
やがて
それが
心と心
肌と肌を触れ合う
喜びの花に
そして
きみを
知り尽くしていない
恐怖心と
好奇心が
花ひらく
私は天使と結婚したのかもしれない
つかのまの
えいえんのとき
すぎたれば
きみのことだま
かがやきをます
束の間の
永遠のとき
すぎたれば
君の言霊
輝きをます