あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

    長々し夜を ひとりかも寝ん
 
           (柿本人麻呂)
 
  

 
 

 
つがいの山鳥は
 
谷を隔てて
 
朝を待つ
 
 
なぜ
 
山鳥の尾のような
 
長い
 
長い夜を
 
いつあけるとも知れぬ
 
この夜を
 
ひとりぼっちで
 
あなたを想い
 
あなたの温もりを
 
慕いつつ
  
冷えた体を
 
抱きしめていなければいけないの 
 
 
ねぇ
 
いつになったら
 
あえるの
 
 
 
 
 
 
ひとりぼっち
 そうおもわせない
  きみだけど
   ながながしよは
    よわりもぞする
 
 
 
      ひとりぼっち
       そう思わせない
        君だけど
         長々し夜は
          弱りもぞする
 
 
 
 

    

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